調停者 / Mediator(CIHP)
Connect / Instinct / Hold / Protect
波風を立てないことが平和に見えて、実は、自分が揺らがずにいるための、慎重な距離の取り方。
私はこういう人間です
私は、人と関わるのが好きだ。けれど、輪の中心で目立つより、全体をそっと見渡せる位置にいる方が落ち着く。場の空気は理屈より先に肌で感じ取るたちで、誰かの機嫌や温度の変化に、自然と気づいてしまう。感情はあまり表に出さない。出すより、まず周りを観察して、波が立たないよう先回りで動く方が性に合っている。みんなが穏やかでいられること。それが保たれているとき、私は自分の居場所をいちばん確かに感じられる。
私がされたくないこと
いちばんこたえるのは、答えを急かされることだ。自分の中で考えが固まる前に「で、どうするの」と迫られると、頭が真っ白になって何も出てこなくなる。二つの立場の真ん中で、どちらにも顔を立てようとして身動きが取れなくなる瞬間も苦しい。それから、感情を一方的にぶつけられること。怒鳴り声や強い感情の前では、自分の心まで一緒に持っていかれてしまう。静けさを壊されることが、私には何よりつらいのだ。
私のいいところ、悪いところ
誰が何を求めているかを、言葉にされる前に察してしまうこと。これは間違いなく私の強みだ。あなたがいると安心する、と言われると素直に嬉しい。ただ、考えるより先に場へ合わせてしまうということは、自分の輪郭がぼやけやすいということでもある。気づけば、相手の希望ばかり優先して、自分が本当はどうしたいのかを見失っている。気配りと自己喪失は、私の中でいつも同じ一本の線の上にあって、その境目がうまく引けないのだ。
私が一緒にいると合う人・場所
私が言葉を選びきるまで、黙って待ってくれる人。どちらにも与しない私の在り方を、ずるさではなく公平さとして受け取ってくれる関係。声の大きい人の意見だけが通らない、落ち着いた環境。そういう場所でこそ、私は本来の力を発揮できる。逆に、即断と白黒ばかりを求められる場では、ただそこにいるだけで消耗してしまう。私が陰でそっと場を整えていることに気づいてくれる人が一人いれば、それだけで救われる。
私自身も知らないこと
私は長いあいだ「自分がない」「優柔不断だ」と、自分を頼りなく思ってきた。でも、見落としていたことがある。私が間をつないできたからこそ、壊れずに済んだ関係が、確かにいくつもあったという事実だ。誰にも気づかれない場所で、私は何度も、こじれかけた糸を静かにほどいてきた。けれど、丸く収まった場では、それを誰がやったのかは記憶に残らない。間に立つことは、曖昧さではなく、最も静かで見えにくい強さなのだ。
あなたはこのタイプ?
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