牽引者 / Driver(CIHG)
Connect / Instinct / Hold / Gain
人を引っぱるのは、立ち止まった瞬間に、自分が何者でもなくなる気がするから。前進だけが、存在の証明になっている。
私はこういう人間です
私は、人を巻き込んで前に進めるのが得意だ。目指す先が見えた瞬間、考えるより先に体が動き、迷っている人たちを引っぱっていく。感情はあまり表に出さず、やるべきことを淡々と片づける。人とのつながりは大切にするが、それは同じ方向へ走る仲間としての意味合いが強い。立ち止まる時間が何より苦手で、動き続けていないと落ち着かない。前へ進んでいるとき、私はようやく、自分の存在に確かな手応えを感じられるのだ。
私がされたくないこと
我慢できないのは、前へ進もうとしているのに、理由もなく足を止められることだ。決定が無駄に遅れたり、できない理由ばかりが先に並べられると、抑えきれない苛立ちが湧く。もう一つ苦手なのが、行き先の見えない停滞。どこにも向かっていない時間に放り込まれると、力が抜けていくのを感じる。直感では次の一手がもう見えているのに動けない、その宙づりの状態が、私にとって何よりのストレスなのだ。
私のいいところ、悪いところ
人を動かし、物事を前へ進める推進力。これは間違いなく私の最大の武器だ。あなたがいると話が進む、とよく言われる。ただ、その勢いは裏を返せば強引さになり、立ち止まれない危うさにもなる。成果を急ぐあまり、周りの気持ちをつい置き去りにしてしまうこともある。引っぱる力と独走、前進と空回り。これらは同じ一つのエンジンの裏表で、私はずっと、その振れ幅の中を止まらずに走り続けてきたのだ。
私が一緒にいると合う人・場所
私のスピードに、息を合わせてついてきてくれる人。同じゴールをまっすぐ見て、一緒に走れる仲間。動きが歓迎され、停滞が長引かない環境。そういう場所でこそ、私は最大の力を出せる。逆に、決定が遅く、前例ばかりが優先され、変化そのものを嫌う場では、みるみるやる気を失っていく。私を細かく管理しようとするより、同じ方向を向いて並んで走ってくれる人のそばで、私はいちばん輝けるのだ。
私自身も知らないこと
私はずっと、自分を「せっかち」「強引すぎる」と反省してきた。でも、気づいていなかったことがある。私が引っぱってきたから、ようやく動き出せたことが確かにあるという事実だ。誰もが二の足を踏む場面で、私はいつも最初の一歩を作ってきた。人を巻き込んで前へ運ぶ力は、誰もが持てるものではない。立ち止まれなさだと恥じてきたものは、停滞を破り、皆を前へ連れていく、得難い推進力だったのだ。
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