遊離者 / Drifter(SIHP)
Solo / Instinct / Hold / Protect
どこにも属さないのは、自由のためである前に、深く関われば失うときに壊れてしまうと、どこかで知っているから。
私はこういう人間です
私は、どこか一つの場所に深く根を下ろすことをしない。直感のままに動き、いつでもふらりと立ち去れる距離を、いつも保っている。感情は表に出さず、自分の内側に静かにしまっておく。集団の中にいても、心はいつも半歩だけ外にある。誰かと深く関わるより、あてもなく漂っているときの方が、自分らしく呼吸ができる。どこにも縛られていないと感じられるとき、私はようやく心から落ち着けるのだ。
私がされたくないこと
息苦しいのは、一つの場所に縛りつけられることだ。距離を急に詰められ、逃げ場をすっかり塞がれると、反射的に身を引きたくなる。それから、深い関係を強く求められること。感情を共有しろと迫られ、まだ整理のつかない内側を勝手に開かれそうになると、固く心を閉ざしてしまう。考えるより先に、体がすっと後ずさっている。自由に動ける余白を奪われることが、私にとって何よりのストレスなのだ。
私のいいところ、悪いところ
どこにも縛られず、しがらみなく動けること。これは確かに私の強みだ。あなたは自由でいい、と言われることもある。ただ、その同じ性質が、根を張れない弱さや、ふとした孤独として表れる。深く関わるのを避けるあまり、本当は欲しかったつながりまで、自分から手放してしまう。身軽さと孤立、自由さと根なし草。この二つは私の中で地続きで、どこまで近づいていいのか、その距離をいつも測りかねているのだ。
私が一緒にいると合う人・場所
私の距離感を、冷たさではなく自然な在り方として受け入れてくれる人。縛らず、けれど離れすぎもしない、ほどよい間合いを保ってくれる関係。自由が許され、深さを強要されない環境。そういう場所でこそ、私は安心していられる。逆に、濃密なつながりを常に求められる場では、静かに逃げ出したくなる。私が半歩だけ外にいることを、そのまま許してくれる人がそばにいれば、それだけで救われるのだ。
私自身も知らないこと
私はずっと、自分を「冷たい」「人と関われない」と、どこか欠けていると感じてきた。でも、気づいていなかったことがある。どこにも属さないからこそ、見えてきた景色が確かにあるという事実だ。一つの場所に縛られた人には見えない全体を、私は半歩外から眺めてきた。その自由な視点は、誰もが持てるものではない。根なし草だと恥じてきたものは、どこにも染まらず世界を見渡せる、稀有な視座だったのだ。
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